私自身、子供の頃から今までに10頭の子(犬)と暮らしてきました♪
鳥取県鳥取市で2007年より15年、ドッグラン、トリミング、ペットホテル、しつけ教室、グッズ販売を手掛けており、たくさんのかわいいワンちゃんに出会い触れ合うことができました。
その中で飼い主様からいただいた『疑問』や『相談』をもとに、このブログを読んでくれている皆様に役立ててもらえることのできる情報をお届けできればと思います!
今回のブログは『犬のトイレのしつけ方』について
コツをつかめば簡単なトイレのしつけ方
ワンちゃんを迎えたばかりのお家で一番頭を悩ませるのがトイレ問題ではないでしょうか?
・トイレの場所を覚えてなくてそこらじゅうに粗相をしちゃう
・トイレを覚えたはいいけどはみ出てる
・ペットシーツをビリビリにしちゃう
・トイレトレーで遊んじゃう 等
今日はこの中から
・トイレの場所を覚えてなくてそこらじゅうに粗相をしちゃう
・トイレを覚えたはいいけどはみ出てる
この2つにスポットを当ててお送りしていきます!
まさに0からのスタート!
そんな私のトイレの教え方は他とはちょっと違うかも?
トイレのしつけ方のコツやちょっとした裏技もお教えしますよ〜♪
まずは犬をよく見て特徴をつかむこと
以前、無駄吠えの記事にも書きましたが(↓こちらです)
しつけの基本は『自分の子をよく見て特徴を捉える、つかむこと』
・どのタイミングでトイレに行くのか
・どういうときにトイレを失敗して、どういうときに成功するのか
最低限でもこの2点は抑えてしっかりワンちゃんを観察していきましょう!
よくトイレに行くタイミングは寝起きと食後
しっかり自分の子を観察していくと何となく「あ、このタイミングでトイレをする確率が高いかも!」というのがつかめてくると思います。
そこで当てはまるのがこちらではないでしょうか↓
・寝起き
・食後
おうちのワンちゃんはどうですか?
トイレのタイミングに入る動作を見てみよう
ワンちゃんはおしっこをしたりするときにクンクン嗅いでいたり、はたまた忙しそうにくるくる回る子もいたり(笑)
それもおしっことうんち、それぞれで動作が違ったりします。
わかりやすいのがうんちのタイミング
・しっぽのピリッと感(伝わるかなあ 笑)
・おしりの穴の広がる感じやぴくぴくした感じ
・においの嗅ぎ方
くるくる回るのもうんちの時が多いですよね。
そしてタイミング的には『ご飯の後うんち』をする子が多いのではないでしょうか?
おしっこはちょっと難しいですよね。
特に遊び盛りの子犬ちゃん!
遊びに夢中になりすぎるとトイレをするのを忘れるのかドドドドーーーーと走ってきて急におしっこポーズ・・・よくあります(笑)
これはね、もう仕方ないです(笑)
遊びたいんですもの(笑)
その代わり遊んでいないときのおしっこをしたそうな様子をしっかり見て、その時に教えるという風にしていくと大丈夫です♪
『教えて成功』この回数を徐々に増やしていきましょう!
タイミングがつかめたら本番!トイレのしつけ方
『あ、トイレに行きたいのかも!』というのがわかってきたらここからが本番です!
さっそくワンちゃんにトイレを教え(しつけ)ていきましょう♪
(ほとんどの場合、子犬の状態からおうちに迎えてその時にトイレを教えると思いますので、それを仮定してお話していきますね。)
まず、どのような状態でワンちゃんを飼っていますか?
・完全フリーですか?
・それとも寝るときはケージに入れてますか?
完全フリーだと、子犬の場合はトイレの感覚が短いので、飼い主さんが見ていないとき(寝ている時など)におしっこやうんちをしている可能性大!なので、トイレを覚えるまでは寝るときだけでもケージに入れておくのがおすすめです。
ケージでは中にトイレを入れている方が多いと思います。
飼い主さんが寝ているときには教えれませんので飼い主さんが起きてからの行動をあげていきますね!
朝起きたらさっそくトイレトレーニング開始
ええ~っと、まずは夜のうちにトイレをしてしまっていてフミフミしている場合は、朝から匂いと惨劇に憂鬱になりますがだまって片付けましょう(笑)
トイレを覚えるまでの試練です(笑)
頑張ってください(笑)
私は4匹同時に育てましたが、ケージではなくお産箱をトイレに改造して横に寝るところを作っていたのですが、朝になったらひやひやものでお産箱を覗いたものです(笑)
起きてケージから出す場合、まだおしっこをしていなかったらトイレを指さして「おしっこをして」やよくある「ワンツー」の掛け声(自分がおしっこを促すために言いやすい言葉、犬がわかりやすい言葉なら何でもいいです。)でおしっこを促します。
この時出たら褒める!
そしてそのタイミングでケージから出してあげる。
おしっこもうんちもしなくてケージから出した場合
しっかり様子をみて、「これはトイレかも!」というときにトイレまで連れていきます!
この時重要なのが抱っこではなくなるべく歩いて行かせること。
急に「ぴゅーん!」と抱っこをされてトイレにワープ!より
「トイレに行こう」「おしっこして」等の声をかけつつ、後ろから手でそっと押してトイレまで歩かせる等してトイレに連れていき「おしっこして」「ワンツー」と声をかけて出来たら褒める!
としたほうが覚えが早いです。
↑おトイレに行こうとしている子に決してこういうことはせず、
『そっと押してトイレまで歩かせる』です。
「本にも書いてあるわ!」と思うかもしれません。
ですのでここから私流の裏技、対処法、犬のトイレのしつけで気づいたことをお話しします!
太田流、犬のトイレのしつけ、裏技、対処法(おしっこはみ出し対策も!)
【裏技】
①おしっこの場所を覚えさせるために、シーツにわざとその子のおしっこをちょっとつける
この写真を見てもらえたらわかるように、ペットシーツにちょんちょんおしっこの跡がついているのがわかると思います。
これはおしっこをしてしまったのをそのままにしているのではなく、シーツを変えるときに、きれいなシーツにわざとこの子たちのおしっこをちょっとつけて『ここがトイレだよ』の合図にしています。
これはかなり効果大!
②トイレスペースを広めにする
初めからトイレシーツを1枚敷くのではなく、何枚も敷いてトイレスペースを広げてあげましょう!
まだ覚えていないうちからピンポイントで1枚に収めることは難しいです。
トイレの成功があがってきて、シーツ=トイレの認識になったときに、シーツを減らしていくのがおすすめです。
こうすることによってはみ出し対策にもなったりします。
【はみ出し対策に】
シーツを何枚敷いていても端っこでしちゃう子っています。
手がシーツに乗っているだけで「トイレにきてちゃんとおしっこしてるよ。」の認識になってやっちゃうんですよね(笑)
胴長なダックスさんたちはよくあります。(うちのダックスなうららとそらもでした)
そういう場合はまたまた『後ろからそっと押す』これが役立ったりします♪
ワンちゃんが「ちゃんとおトイレでしてるのに怒られた!叩かれた!」って思わないように、びっくりさせないように「もっと奥だよ。」とやさしく声をかけたりしながら『そ~っと優しく押す。』です!
これもね、意外と役立つんですよ!
そっと押して、『後ろ足がきちんとペットシーツに乗った感触』を教えてください。
そしてちゃんとしたポジションでできたら『褒める』です!
犬はちゃんと言葉をわかってくれます。
決まったコマンドだけじゃなくお話ししてあげてください♡
まだまだ書きたいことはあるんですけど・・・
長くなるので、また今度トイレ問題は取り上げます♪
おトイレの問題で質問等ありましたら記事にしてUPしていきますのでお気軽にお問い合わせくださいね♪
最後に
でも大丈夫!
周りを見てください!
トイレのしつけができている子がほとんどです。
という事は頑張ればあなたにもできます!
そして
私達がついてます!
気を張らず、長い目でみて犬のトイレのしつけ、トレーニング、がんばりましょ♪
あおぞらドッグランのようちえんでもトイレのしつけについて相談、トレーニングをしています。
お気軽にご参加くださいね♪
photo & writing : Noriko Ota
dog model : RUDHIA JP A litter(Saluki)