鳥取県鳥取市で2007年より15年、ドッグラン、トリミング、ペットホテル、しつけ教室、グッズ販売を手掛けており、たくさんのかわいいワンちゃんに出会い触れ合うことができました。
その中で飼い主様からいただいた『疑問』や『相談』をもとに、このブログを読んでくれている皆様に役立ててもらえることのできる情報をお届けできればと思います!
今回のブログはワンちゃんの 『無駄吠え』 について
本通りに行かない犬の無駄吠え等のしつけ方
初めてワンちゃんを飼うと戸惑うことがいっぱい。
そんななかで見つけた『しつけ本』
本当にその通りにしたら無駄吠えをやめさせることはできるのでしょうか!?
しつけ本や飼育本をみるのではなく、見るべきは「自分の子(犬)」
そんな悩みからしつけ本を買って頑張ってしつけの勉強をされる飼い主さん、素晴らしいと思います!
でもなかなか本通りにはいかないですよね?
だって、人と同じようにみんな性格や癖が違うんですもの(笑)
初めてワンちゃんを飼った方で、お店に来られたときに私たちに相談される方で「本を見てその通りにしつけてるんだけど、まったく吠えるのがなおらない。」というお客様、実際に何名かおられました。
「じゃあ、何しにしつけの本って出てるの?吠えるのがなおらないなら意味ないんじゃない。」と思うかもしれませんがやっぱりそれは『みんなが同じじゃない』ということなのです。
見るべきは本ではなく、『自分の子(犬)』
自分の子がどんな性格なのか(例えば怖がり、フレンドリー等)、何に対して反応するのかなどしっかり把握することがまずは大事になってきます。
犬が吠えるのをやめさせるには「吠える前に対処する」が重要
おススメなのは『吠える前に対処』
来客や宅配便、ピンポンの音に興奮して吠えている状態のワンちゃんを止めさせるのは大変!
止まらなくて「ワンワンワンワン!」吠えている中、来客に対応したりして声が聞こえないとかありませんか?
そういう場合、まずは『吠える前に対処』してしまうことがおすすめです。
例えば・・・
・もうすぐ友達が来る → うちの子は怖がり。ケージに入れていたら安心して吠えないから入れておこう。
・もうすぐ宅配便が届く → この子は抱っこしていたら吠えない。抱っこして安心させてあげよう。
「いやいや、毎回来客や宅配便のタイミングでそんなのできないよ。」
と思うでしょうが、毎回じゃなくていいのです。
回数を踏んでいって、吠えなかったら吠えなかったことを褒める。
怖くないよということをちょっとずつ経験していくことが大事なのです。
これは、犬とずーーーっと暮らしている私が家で実践して、ピンポンに吠えまくっていた「うらら」(うーちゃん、名前出してごめん(笑))を直したことのある方法です。
ぜひ試してみてください!
吠えるタイミングをつかめると、ほかの特徴も見えてくる
●『見るべきなのは自分の子(犬)』
●『吠える前に止める』
ともに共通するのは『しっかりと自分の子の特徴を捉える』ということ。
すべてにおいて大事なのは
・自分の子はどんなタイミングで吠えるのか
・何に対して吠えるのか
をしっかり見て、自分の子を把握すること。
把握しないことには、問題に合わせた対処ができないからここは重要です!
見えてくる。自分の子の特徴
「何に対して吠えるんだろう」などの問題解決のためしっかり観察していると、ほかの特徴も見えてきます。
例えば
・ご飯のあとは必ずトイレに行く
・おしっこをした後はクンクンして確認する
・ピンポンには吠えるけど、ピンポンなしで家に入ってきた来客には吠えない 等
特徴をしっかり捉えることによって、しつけなどの問題が出てきた場合に対処しやすくなってきたりします。
そして最後にここはおさえてください!
犬の『ワンワン』はすべてが無駄吠えではないということ。
何を主張しているのかをしっかり把握して、これは何に対しての吠えなのかを把握していきましょう
!
そして人間だってしゃべるでしょ?犬だってワンワンっていってしゃべってるんですよ。
ダメなことはダメと教えなきゃですけど、まずはしっかりワンちゃんの様子を見て何に吠えているのか、なんで吠えているのかを把握してあげてください。
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photo(poodle) & writing : Noriko Ota
dog model : Tera(Toypoodle)