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ご飯、おやつ

【生でもOK!】犬に馬肉をおすすめする3つのポイント

手作りご飯をする際に人気の馬肉

「そもそも馬肉って食べさせてもいいの?」
「食べさせるときに生で与えてもいいの?」

という飼い主さんもいらっしゃると思います。

今日は自分の子(犬です)にも馬肉を与えている太田が、そんな疑問にお答えしていくと同時に、馬肉を与えるうえでのおすすめのポイントを3つ挙げていこうと思います!

馬肉は犬も食べていいの?おすすめのポイントは?


ずばり!

犬は馬肉も食べれます!

では、ここからワンちゃんに馬肉をおすすめのポイントを3つ挙げていきましょう!

①低脂肪、低カロリーだからダイエットに最適

馬肉のカロリーは、同量の牛肉、豚肉に比べて1/2程度です。
特にカロリーを抑えたい場合は『赤身肉』を選んでもらえると低脂質で肥満予防にさらに効果的ですよ!

②食の細い子には『グリコーゲン』たっぷりの馬肉で食いつきUP!

馬肉に含まれるグリコーゲンの量はほかのお肉の2倍以上!
このグリコーゲンは疲労回復に効果があるといわれています。
そしてうまみ成分を引き立ててくれるので、食の細い子でも好んで食べてくれる子が多いです♪

食の細い子って結構いるんだよね。
そうだね。飼い主さんで「うちの子たべないんだよね。」って相談される方多いよ。

③高カルシウム・高ビタミンで鉄分もたっぷり

栄養素の話は難しくって苦手という飼い主さんが多いのですが、大事なのでわかりやすく簡単に説明しますので読んでほしいです!

犬は人間の10倍以上のカルシウムが必要

ダイエットをする際に、やみくもにフードやお肉を減らして、その分ゆで野菜を加える飼い主さんが多いのですが、その食べさせ方をすると大事なたんぱく源のほかにカルシウムなどの栄養素も不足してしまいます。
馬肉(この場合すべてのお肉を赤身で換算します。)は100g当たりのカルシウム量が豚、牛、鶏と比べて2倍以上!
不足しそうなカルシウムは馬肉で補うことができます。

牛肉の約6倍のビタミンB12

わ~~~、なんか難しそうな内容になってきたよ~
大丈夫大丈夫!簡単に説明するからついてきて~!

ビタミンB12(コバラミン)はたんぱく質の合成や赤血球の合成に効果的と言われています。
人間も犬も体を作るにはたんぱく質が必要です。
毛も爪にもたんぱく質が必要。
そんな時に役立ってくれるのが『たんぱく質の合成に効果的』と言われるビタミンB12なのです。
体に酸素を運んでくれる赤血球の合成にも良いといわれているので摂っておきたい栄養素ですね!

馬肉は生で食べても大丈夫!

生の馬肉っておいしいんだよね~♪
そうだよね!生肉を食べることで得られるものもあるしね♪

ここでは馬肉を生で食べることによって得られるものや食べる際の注意点を挙げていきます。

生の馬肉には酵素がたくさん!

馬肉を生で食べることによって、消化を助けてくれる『酵素』を摂ることができます。
高温で加熱しているドライフードや、お肉、野菜では酵素が消滅してしまいます。
『生の馬肉』を摂って酵素の働きで、ワンちゃんの体に栄養をしっかり運んでもらいましょう~♪

生の馬肉を与える際の注意点

新鮮な人間用馬刺し肉を与える

馬肉が生で与えられるといっても、衛生管理がしっかりされていないものは安心して与えることができません。
ここでポイントなのが『人間用馬刺し肉
安心して与えられるよう、新鮮でしっかり衛生管理をされているものをあげましょう!
『馬刺し切り落とし肉』などの名前でお店で売っていますよ!

一気にたくさん与えない

今まで生食や手作り食で馬肉を食べている子なら、ある程度の量を食べてもおなかを壊したりすることが少ないと思いますが、ドライフードのみしか食べていなかった子、生肉を食べたことのない子が急にたくさんの生肉を食べるとおなかを壊してしまうことがあります。

はじめは少しずつドライフードや、いつもの手作りご飯にトッピングしていき、様子を見てあげましょう♪

【最後に】馬肉を与える際のおすすめの食べさせ方

加熱するなら

過熱をして与えたいな~という場合は、圧力鍋でお肉を加圧するのがおすすめ!
固い赤身でもほろほろになるので子犬や老犬の子でも食べやすくなります。
「作るのが大変だな~」、「ちょっとだけ試してみたいな」という方は私太田が手作りして売っている『馬肉ご飯』をぜひお試しください♪

生で与えるなら

・ドライフードにトッピング
・手作りご飯にトッピング
・完全手作り食のメインたんぱく源として使用
(馬肉のほかにお野菜やオイル、カルシウムなども摂りましょう!)

いろんなお肉を使ってワンちゃんの毎日のご飯に『うれしい!おいしい!』をプラスしてあげましょう♡

photo & writing : Noriko Ota